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食品スーパー「オーケー株式会社」の商品別売上高構成比を見る

食品ディスカウントスーパー・オーケー株式会社は、徹底したローコスト経営をはかり、それを背景に強力な低価格政策を展開、「安く売っても利益が出せる収益構造」を築き上げ、「高品質・エブリディ-ロープライス」を経営方針として、成長拡大をしています。2011年3月期の営業実績は、売上高計・約2305億3800万円、経常利益・約130億1300万円、当期純利益・約66億4700万円。

「売上総利益率20%、経常総経費率15%、経常利益率5%」を確保すべき経営目標数字として設定。過去3年間の営業実績-主要利益率は次の通り。

 年  度  売上総利益率 経常総経費率 経常利益率

2009/3------19.71%------14.50%-------5.11%

2010/3------19.91%------14.62%-------5.27%

2010/3------20.54%------14.78%-------5.64%

オーケー株式会社の商品別売上高構成比の推移

001(表-1)は、オーケー株式会社の「平成19年3月期・有価証券報告書の商品別販売状況」をもとに作成した「商品別売上高構成比」をグラフ化したものです。強力な低価格政策、「オーケーはとても安い」ことを消費者に強く認識させるには、何をより安く売ればいいか、その商品戦略が分かるかもしれません。

消費者がよく知っている有名ブランド、知名度・認識度が高いNB商品等を安く売れば、消費者も「その安さ」を比較検討しやすいことはいうまでもありません。そして、それら、消費者に知名度・認識度が高い商品は、一般食品・米、冷食・乳製品、菓子・飲料、酒等のなかに数多くあるわけですが、(表-1)「オーケーの商品別売上高構成比グラフ」を見ると、食品ディスカウントスーパーの一つの特徴がよく出ているように思います。

006(表-2)は、食品スーパー・オーケー株式会社の平成17年~平成19年における商品別売上高構成比を、3カ年分積算してグラフ化したものです。オーケー株式会社は、有価証券報告書に載せる商品分類を、平成19年、平成20年と変更していますので、一部、読みにくいところがありますが、(表-1)(表-2)を重ね見れば、オーケーの商品戦略が、よりはっきり見えてくるものと考えられます。

008(表-3)は、前述、(表-1)(表-2)作成のベースとした平成17年~平成19年、3カ年の商品別売上高及び商品別売上高構成比を計算したものです。

(表-4)は、平成20年からオーケーが有価証券報告書に載せる商品別販売状況の商品分類が変更されましたので、(表-3)以降の各年度の数字を別表としてまとめたものです。平成19年と比べ、商品分類が、中分類レベル→大分類レベルと大きな「くくり」になっています。

001_2

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