5月のチラシ

2013年5月のチラシ②

2013年5月のチラシ②

20135_018ファッションセンターしまむらの初夏物等の値下げ・3割引きセールチラシ。定型化された、色使い「黄色+黒+白」のパターンセールチラシですが、端境期によく打ち込むところを見ると、きっと効き目のあるセールチラシの一つなのかもしれません。

20135_022ファッション市場サンキのセールチラシ。サンキ(株式会社三喜)は、2012年2.20時点・売上高約591億1000万円、グループ店舗数206店舗の、ファッションセンターしまむらに次ぐ大手ディリーファッションセンター。サンキ独特の多色使いでね超目玉価格品を多数組み込んだセールチラシ。

20135_023サミットコルモの「超目玉価格品で構成した日替わりセールチラシ。サミットコルモ得意のパターンのセールチラシのひとつと言えるかもしれません。

20135_028しまむらが展開する自社PBのひとつ、「ソリデルSorridere」の有名ファッションブランド化戦略の流れにあるセールチラシ。しまむらは、セールチラシに最先端のファッショントレンドを常に目立つかたちで組み入れ、メインターゲットとするティーン~ヤングレディスに、しまむらPBのファッションブランド化を図っています。




2013年5月のチラシ①

2013年5月のチラシ①

20135_003パシオス(株式会社田原屋)の150店舗達成記念セールチラシ。パシオスは2012年2月時点で売上高約357億円、2013年1月時点の店舗数148店舗の総合量販衣料品チェーン。積極的に出店進めていますが、ファッションセンターしまむらの関連子会社で、しまむらが発行株式の28.1%(平成21年7.24時点)を持っています。したがって、出店資金手当に不安は無いことが背景にあるかもしれません。

20135_008人気グループの「ももいろクローバー」とコラボし、自社PBのブランド化をはかるファッションセンターしまむらのセールチラシ。しまむらは数年前から自社PBの有名ファッションブランド化を進めていますが、その流れの中のあるセールチラシ。

20135_009東京では激安衣料品店と言われるサミットコルモの日替わりセールチラシ。定型化・定番化されたパターンのチラシですが、ゴールディウィークの5月1日~3日、そして、4日~6日と3日間日替わりセールを連続して打ち込んでいます。

20135_014パーティハウスのバーゲンセールチラシ。一般的によく見られるオーソドックスなパターンのセールチラシですが、「半額+超目玉品・100円、300円、500円」を組み合わせた低価格訴求型チラシ。

2012年5月のチラシ

2012年5月の販促セールチラシ

002ファッションセンターしまむらの「大創業祭」セールチラシ。定型化・定番化された創業祭のチラシ。2点セットで○○○円、3点セットで○○○円、3点コーディネイト(組み合わせ)で○○○円というバンドルセール的な打ち出しが面白い。日替わり超目玉の品目設定と価格設定もジャストシーズンで、かつ、安い。

004しまむらグループ60年-「大創業祭・第二弾」のセールチラシ。第一弾と打ち出しが変えられているが、大創業祭特別企画600円均一コーナーには゜安くてお値打ち」のお買得品を打ち出している。

008イトーヨーカ堂のクールビズをテーマに打ち出したセールチラシ。省エネ、節電、クールビズ、スーパークールビス、これが今年の夏物商戦の重要なキーワード。

009サミットコルモ・衣料館コルモピアの超低価格訴求型セールチラシ。「全品2割引」は強烈な打ち出しで、集客力もあるが、一方、売れたら売れたで粗利益率の低下がちよっと気になる。はたして、結果は、どうだったのたのか興味のあるところです。

013サミットコルモ・衣料館コルモピア、恒例、定番化・定型化された「コルモピア 祭」のセールチラシ。超目玉の50円、100円、300円、そして、レジにて50%OFFの打ち出しは強烈。衣料館コルモピアは、ネット上で、「東京の激安衣料品店」と言わたりします。このセールチラシを消費者目線で見れば、衣料館コルモピアを激安衣料品店と位置付けるのも分かるような気がします。

あかのれん&サミットコルモ 2011年5月のチラシ

010あかのれん、2011年5月の販促セールチラシは4本。

5/4-8・「サマーコレクション2011 母の日プレゼントセール」(前年同月は、5/5-9で「サマーコレクション 母の日プレゼント」を展開)

5/11-15・「お買得の5日間 5割引・3割引」(前年同月は、5/12-15に「お買得の5日間 期間限定・商品限定 5割引・3割引」を打ち込んでいます)

0115/18-22・「開店記念祭 Part1」(前年同月は、5/19-23で「開店記念祭」を展開)

5/25-29・「開店記念祭 第二弾」(前年同月は、5/26-30で「開店記念祭 第二弾」を打ち込んでいます)

あかのれん、2011年5月の販促セールチラシは、ほとんど前年同月と同じ企画内容の前年踏襲型でした。「5割引・3割引」、そして、「開店記念祭」のセールチラシは、おそらく、相当の効き目と実績があるからなのかもしれません。

013 サミットコルモ、2011年5月の販促セールチラシは5本。

5/3-7・「母の日 ありがとうの思いを伝えよう」(前年同月は、5/5-9で「母の日 Mathers day」を展開)

5/11-15・「コルモピア祭 第一弾」、追い込みで、5/14-15に「コルモピア祭 第二弾 +ポイント10倍セール」(前年同月は、5/12-16で「コルモピア祭 第一弾」、5/15-16に「ポイント10倍セール」をやっています)

0165/18-22・「コルモピア祭 第三弾」(前年同月は、5/19-23で「コルモピア祭 第二弾」を展開)

5/25-29・「コルモピア祭 最終弾+お買上げ金額より1割引 現金 ご返金セール」(前年同月のこの期間は、5/26-30で「コルモピア祭 第三弾+ポイント10倍セール」を展開)

サミットコルモの2011年5月の販促セールチラシの展開は前年踏襲型で、セール企画内容、チラシのデザイン、表現等も前年とほぼ同じ内容でした。いずれのセールチラシも、定型化・定番化されたものですが、数年間、このタイプのセールチラシを展開しているところをみると、よほど集客パワー、売上アップ力があるのかもしれせん。

しまむら&パシオス 2011年5月のチラシ

002 しまむらの2011年5月の販促セールチラシ本数は4本。

5/4-8・B3「創業59周年 大創業祭」(前年同月は、4月末~5/5に「大創業祭 ホリディチャンス」を打ち込んでいます)

5/11-15・B4「Fashion FIBER DRY」(前年同月のこの期間は、5/12-16・B4「さらっと夏を彩る」、そして、追い込みで、5/15-16にB4「毎月15日は新ハッピーアイテム」の2本を打ち込んでいます)

0045/18-22・B4「私の夏が始まる」(前年同月は、5/19-23にB4「トレンド衣替え」をいれています)

5/25-29・B3「夏一番!!」(前年同月は、5/26-30にB3「夏イチ番セール」をいれています)

しまむらの2011年5月の販促セールチラシは前年踏襲型で、これといって目立った変化はないようです。

005_2 パシオスの2011年5月の販促セールチラシ本数は4本。

5/4-8・B3「母の日 ありがとうを届けよう」(前年同月は、5/5-9にB4で「母の日Sale」)

5/11-15・B4「期間限定 値下げ&日替り割引」(前年同月は、5/12-16・B4「期間限定 値下げ! トレンド半額」、そして、5/15-16に追い込みで、もう一本、B4「期間限定 値下げ!!」を打ち込んでいます)

007

5/18-22・B4「NEWSな夏服+日替り特別割引」(前年同月は、5/19-20でB4定型・定番化された強力な販促セールチラシ・「限割 6~2割引」をいれています)

5/25-29・B4「夏の祭典」(前年同月は、5/26-30にB4で「超スーパーセール」を打ち込んでいます)

パシオスの2011年5月の販促セールチラシ展開は、しまむらと同様、前年踏襲型に近く、前年と比べて、それほど大きな変化はなかったように思われます。

2011年5月のチラシ

しまむら&パシオス 2011年5月のチラシ

003 ファッションセンターしまむら2011年5月の販促セールチラシ本数は4本(前年同月は6本)。チラシサイズ別本数は、B3サイズ・2本、B4サイズ・2本(前年同月はB3・2本、B4・3本)

パシオスの2011年5月の販促セールチラシ本数は4本(前年同月は5本)。チラシサイズ別本数はB3サイズ・1本、B4サイズ・3本(前年同月はB4・5本)

005 あかのれん、2011年5月の販促セールチラシ本数は4本(前年同月は4本)。

サミットコルモの2011年5月の販促セールチラシ本数は5本(前年同月は6本)。

しまむら、パシオス、サミットコルモ、3社の販促セールチラシ本数は前年同月より1本~2本減。東日本大震災の影響があると考えられます。生活全般に及ぶ諸々の自粛が行われ、それと同時に、消費の落ち込みも予想されて、各社の販促活動も控えめになり、販促セールチラシ本数を減じたという背景があったかもしれません。

あかのれん、サミットコルモ・衣料館コルモピア 2010年5月のチラシ

2010_010_2あかのれん、2010年5月の販促セールチラシ本数は4本。①5/5-9/SUMMER COLLECTIONサマーコレクション+母の日プレゼント、②5/12-16/期間限定・商品限定-5~3割引、お買得の5日間!!、③5/19-23/開店記念祭・第1弾、④5/26-30/開店記念祭・第2弾。赤黒2色の「期間限定5~3割引」セールチラシはかなりインパクトがありそう。あかのれんはこのタイプのチラシづくりがとても上手。端境期、売上不振時によく打ち込む「限割」セールチラシと同じ低価格訴求型チラシ。量販総合衣料品店セールチラシとしては学ぶべき点が沢山ある。

2010_011サミットコルモ、2010年5月の販促セールチラシは6本。5月の売上確保では、しまむら同様、天候不順、低温などで苦しめられたかもしれません。相変わらず、半額、3割引、4割引など強烈なセールチラシを打ち込んでいます。また、衣料品全品ポイント10倍セールを2回も打ち込んでいます。必死に、売上確保に取り組んでいる姿が見えますが、セールチラシの打ち込み方をみると、5月の既存店売上高は「前年割れ」はなんとか回避できたでしょうか。ともかく、年間を通して、強烈な表現の低価格訴求型セールチラシを次々と打ち込んでいく、それが、サミットコルモの作戦?

サミットコルモは、出店速度が遅く、年間出店数の少ないディリーファッションストアです。したがって、常に、新設店の店数は少なく、既存店が圧倒的に多いという構造になっています。なんとしても、既存店の売上と利益を伸ばし続けねばならない経営構造でもあります。これは、当方の勝手な想像ですが、その経営構造リスクを回避するために、販促セールチラシも強烈な低価格訴求型を打ち続ける作戦をとっているのかもしれません。

パシオス 2010年5月のチラシ

2010_006パシオス、2010年5月の販促セールチラシは5本。4月28日立ち上げの「5月祭」(4.28-5.3) も5月とし加えれば6本。①5/5-9/母の日Sale、②5/12-16/期間限定・値下げ!!+裏面・レジにて半額、③5/15-16/期間限定値下げ、④5/19-20/限割・6~2割引、⑤5/26-30超スーパーセール。パシオスは、ここのところ、なんとなく元気が無いなと思っていたのですが、久しぶりに「ユアエルム八千代台SC店(2階)を出店しました。しまむらの決算短信(H22/2月期)の「企業集団の状況」-企業集団などについての事業系統図に、関連会社としてパシオス(持分法2010_007非適用会社)が記載されています。したがって、パシオスは「しまむらグループ」に組み入れられているわけですが、これが、パシオスの「やる気」を失わせているというか、元気のない理由ではないかという噂もありますが、本当のところは分かりません。しかし、数年前と比べると、明らかに出店速度が落ち、出店数が激減、また、MD展開も消極的に見えます。これは、当方ひとりの勝手な想像ですが、もしかしたら、「しまむらとの本格的な合体」が近いのかもしれません。合体には、店舗展開エリアの調整、出店調整、組織の調整、品揃えの調整、販促政策の調整など、多くの調整が必要になるものと思いますが、両者の話し合い・調整は、はたしてどこまで進んでいるのでしょう。それを知る術を持ち合わせていませんので、皆目、見当もつきませんが、案外、今年中にハッキリするような気がしないでもありません。それはともかく、パシオスの販促セールチラシづくりの「うまさ」が、しまむらとの合体で失われなければいいのですが・・・・・・。

ファッションセンターしまむら 2010/5月のチラシ

2010_001ファッションセンターしまむら、2010年5月の販促セールチラシは6本。①5/1-5/B3/大創業祭・ホリディチャンス、②5/5-9/B4/母の日セール、③5/12-16/B4/さらっと夏を彩る、④5/15-16/B4/毎月15日は新ハッピーアイテム、 ⑤5/19-23/B4/トレンド衣替え、⑥5/26-30/B3/夏イチ番セール。ファッションセンターしまむらの5月の既存店売上高前年比は95.6%。これで第一四半期(3月~5月)の既存店売上高前年比は95.4%、全店ベースも前年比98.9%ですから大苦戦と言えます。6月以降に第一四半期のマイナスを取り戻せるでしょうか。

2010_004長期予報では、今年の夏は平年より温度が低く「冷夏」と言われています。もし、気候がこの予測通りになると「夏場・6月~8月」で、第一四半期の売上マイナス分を埋めるのは極めて難しいと考えられます。さらに、最悪のケースとしては、第二四半期・6月~8月も既存店売上高「前年割れ」、結果、上期の既存店売上高も「前年割れ」ということも考えられます。これは絶対に避けたいでしょうから、売上確保のために、販促セールチラシの強化 、チラシ本数増などの対策を打ってくるかもしれません。天候次第ですが、上期の売上落ち込みは避けられないのでは・・・・・・・。

ファッションセンターしまむらは、最近の若い人に、①新聞をとらない人が多い、②インターネットなどWebから情報をとったり、買物をする人が増えている、などの理由で、セールチラシ本数、散布枚数を減らしていると言われています。一方、TVでの宣伝、ファッション雑誌上での広告宣伝を強化しているとの話も聞きます。しかし、第一四半期の既存店売上高の「前年割れ」を前にして、売上減を取り返すために、販促セールチラシ本数を増やしてくるのではないかと思うのですが、はたして、しまむらの6月の広告宣伝はどんな展開になることでしょう、大いに注目しています。力のある「しまむら」のことですから、月次売上高「前年割れ」続く→売上確保のため販促セールチラシ本数を、即、増やす、それで、「売上不振対策」は終わり、というような単純なやり方しか考えていないとは思えないからです。

5月のチラシ:サミットコルモ・衣料館コルモピア 5月の販促セールチラシ

015サミットコルモ・衣料館コルモピアの2009年5月度の販促セールチラシは7本。①5/2-4/土日月・ゴールデンウィークスペシャル+4割引、②5/9-10/週末スペシャル、③5/13-15/日替り3日間+キャラクター特集、④5/16-18/衣料品全品ポイント10倍セール、⑤5/20-24/コルモピア祭・第一弾、⑥5/23-24/レジにて半額+特別プライス、⑦5/27-/20周年記念・コルモピア祭。サミットコルモの販促セールチラシは、「安い!お買得!」ということを、ストレートに、飾り気なしで訴えるタイプのチラシと言えるかもしれません。セールチラシの多くに、「半額」、「4割引」の大文字が目立ちます。「安さの訴求」が、一目で分かる単純明快なセールチラシづくりです。

018

株式会社ドゥ・ハウスの「スーパー来店動機」に関するアンケート調査によれば、①男女ともに年代が上がるにつれチラシを見ての来店が多くなっている。②60代、70代女性では50%以上がチラシを見てから出かけている。③20代女性は「見て楽しい/新しい発見」を重視する。④50代以上の女性は「時間をかけずに回れる」と効率に重点を置く、ということです。この調査結果をもとに考えますと、衣料館コルモピアのセールチラシは、若い女性よりも中高年女性に支持されそうなセールチラシかな?と思われますが、果たして、この見方は当っているでしょうか。

019

サミットコルモのセールチラシを見ていると、「必死になって、安さを訴えようとしてる姿」が感じられます。その強い思いは、お客にも伝わっているだろうとは思いますが、表現の仕方がワンパターン化しているきらいがあるのではないでしょうか。同業他社、ファッションセンターしまむらや、パシオス・田原屋のセールチラシと比べると、表現に、もう一工夫ほしい、もう少し、表現の仕方にバリェーションが欲しいなあ、と思うのですが・・・・・。

0215月の開店セールチラシ

パシオス、あかのれん、ファッションセンターしまむら、3店の新店舗開店セールチラシをピックアップ。3社とも新店舗開店セールチラシは、いくつかの定型パータンを持っています。これはその一例。新店舗開店という大きなイベントセールチラシづくりでは、パシオス、あかのれんのチラシが、迫力もインパクトもあるような気がします。それに比べて、最近の、ファッションセンターしまむらの開店セールチラシは、思ったより「ソフトな表現」のものが多いように感じます。これは推測ですが、「しまむらはファッショントレンドセンター」というイメージを強く打ち出すことに主眼を置いた新店舗開店セールチラシづくりをしているということなのかもしれません。

サミットコルモ・衣料館コルモピア 5月の販促セールチラシ 完

  5月のチラシ = 完 =