2月のチラシ

2013年2月のチラシ②

2013年2月のセールチラシ②

015パシオスの定型化された「冬物処分セール」チラシ。色使い、文字使い、デザイン、レイアウトの「うまさ」はパシオスならでは。

017ファッションセンターしまむらの「決算セールチラシ」。時期的には冬物切り上げのタイミングなので冬物処分も組み込んで「決算セール+冬物処分」の2本立て。

021_2
オンセンドの冬物処分セールチラシ。「半額+超目玉品」を組み合わせたタイプのセールチラシですが、ここまでやるかと思われるほど、くどいくらい「半額」を多数掲載していますが、ここがオンセンドのお客さんが魅力を感じるところなのでしょう。集客力、売上アップに実績があるセールチラシのように思われます。

028_2サミットコルモ・衣料館コルモピアの冬物処分セールチラシ。デザイン、レイアウト、色使い等が、定型化・定番化されたセールチラシ。サミットコルモが、端境期に、よく使うタイプのセールチラシ。

2013年2月のセールチラシ①

2013年2月のセールチラシ①

数回なら002黒一色で、セールタイトル「店内全品レジにて3割引」を大文字で配置した大胆な表現の「何を訴えたいかが分かりやすい」セールチラシ。インパクトがありそうなチラシです。

005_3
これは、ファッションセンターしまむらの「30%off」のセールチラシ。デザイン、レイアウト、カラー使い、文字使い等と、定型化・定番化されたセールチラシ。30%off対象のアイテムの選定も定番。

009
ファッションセンターしまむらの「決算セール」チラシ。デザイン、レイアウト、カラー使い等も定型化されたすっきりタイプのセールチラシ。掲載品目選定の巧みさはあるもののインパクトはもう一つ。

011_2
冬物処分セールのチラシ。パーティハウスのセールチラシは、この型のデザイン、レイアウトが多いとに思いますが、きっと、効き目と実績があるのでしょう。

2012年2月のチラシ②

0132月は、多くの店の決算期。したがって、このようなタイトルのセールチラシが結構多い。しまむらの「決算SALE」チラシもその一つ。定型化・定番化されているセールチラシでもある。

016イトーヨーカドーの売りつくしセールチラシ。このチラシは、GMS・イトーヨーカドーをスケールド・アップした型の商業施設・SC名「エスパ」を、もとのGMS業態にもどすに際して打ったセールチラシ。グランドを黄色、そして、赤・黒・黄で大きな文字使い、GMSもこのような激しい表現の迫力あるセールチラシを時には打ち込む。

021パーティハウスが決算後に売ったセールチラシ。「値下げ断行!」、「半額」のセールタイトルを、大きな文字使いで表現。洒落っ気はないが、伝えたいことを、単刀直入に訴えるというやり方は、案外、効き目があるかもしれない。

2012年2月のチラシ①

0022月は、冬物商戦の終わり、冬物切り上げ・最終処分の時。また、多くの店は決算後の時でもある。したがって、セールチラシも、「冬物最終処分+決算後」いったセールタイトルのチラシが多い。この、しまむらのセールチラシ・「冬物徹底値下 売りつくし!」もその一つ。定型化・定番化されたセールチラシ。

005
パシオスの定型化・定番化された「冬物処分セール」。過去、数年間にわたって、冬物処分時期に、この型のチラシを打ち込んでいるところをみると、かなり効き目があるセールチラシだと思われます。

008ディリーファッションストア「パーティハウス」の商品完全売りつくしセールチラシ。パーティハウスのセールチラシは、「赤+黒2色、大きな文字使い」という型のものが多い。色気はありませんが、「なにをやっているかが一目で分かる」、訴求力のあるセールチラシです。

010これも、パーティハウスの「決算売りつくしむセールチラシ。少し激しい感じのセールチラシですが、前述のチラシ同様、単純明快、一目で「何を訴えたいか」が分かる。4色フルカラー、モデル+商品写真掲載というセールチラシが多い中で、このような、「赤+黒2色使い、大きな文字使い」で構成されたタイプのチラシは、逆に、目立つかもしれない。

パーティハウス、IY衣料品 2011年2月 端境期のチラシ

022パーティハウスの2011年2月・端境期のセールチラシ

端境期に展開される特設会場を設けてのバーゲンセールですが、黒・黄2色、文字使いのみのセールチラシ。このタイプのチラシはよく見受けますが、大小の文字使い、デザイン・レイアウトにインパクトがあると思います。

024 パーティハウスが2011年2月11-13日に打ち込んだ端境期のセールチラシ。赤・黒2色、セールタイトルコピーの文字使い、レイアウトなど、迫力のあるセールチラシです。このタイプのセールチラシは他の店でも端境期には展開されます。

025イトーヨーカドー・衣料品部門の冬物処分セールのチラシ。GMSも、端境期にはこのように激しい表現のセールチラシを打ちこんできます。文字使いのみの強烈な表現のチラシです。

028イトーヨーカドー・衣料品部門の冬物処分セールのチラシ 。GMSいえども冬物切上げ時には、カッコをつけず、このように文字使いのみの激しいセールチラシも打ってきます。前身が量販総合衣料品店のGMSイトーヨーカドーですので、このタイプのセールチラシの打ち時、タイミングは熟知しています。

サミットコルモ、あかのれん 2011年2月のチラシ

018 サミットコルモ・衣料館コルモピアの2011年2月の販促セールチラシ本数は4本で、前年同月の5本より1本減。

2.3-7/「厳選 均一特価SALE」(前年同月、同期間には、2.3-7に「徹底値下+裏面-生活応援フェア」)

2.9-13/「コルモピア 春のトレンド+裏面-キャラクターアイテムの大集合」(前年同月は、2.10-14で「生活応援フェア+入園・入学フェア」)

0192.16-20/「いち押し トレンドSpring Style」(前年同月は2.17-20に「入園・入学+裏面-春の新生活」)

2.23-27/「衣料品全品 お買上げ金額より割引 現金ご返金セール」(前年同月は2.24-28で「春のトレンドスペシャル」、2.27-28/「肌着・靴下全品 ポイント10倍セール」)

掲載したセールチラシ、「厳選 均一特価SALE」と、「衣料品全品 お買上げ金額より 現金 ご返金セール」のチラシは、定型化・定番化されており、過去にも使われています。

029あかのれんの2011年2月の販促セールチラシ本数は4本で、前年同月と同じ本数でした。

2.2-6/「お買得な5日間 ポイント10倍セール」。このセールチラシは定番化・定型化されたもので、過去にも端境期には打たれています。(前年同月は2.3-7に「ポイント10倍セール 冬物総棚ざらえ」をやっています)

2.9-13/「バーゲン・バーゲン 冬じまい +春の注目アイテム」。バーゲン・バーゲンのセールチラシは定型化・定番化されています。(前年同月は2.10-14に「春 注目トレンドアイテム +限割 冬じまい 7~5割引」を打っています)

033

2.16-20/「冬物決算大処分 7~5割引 +裏面-春の3大まつり 傘・くつ下・肌着まつり」(前年同月は2.17-21に「決算大処分 春の3大まつり くつ下・傘・肌着まつり」をやっています)

2.23-27/「春一番 傘まつり・くつ下まつり」+裏面-入園・入学おめでとうセール」(前年同月の2.27-30にも「春一番 くつ下まつり 傘まつり」を打っています)

サミットコルモ、あかのれん、ともに、2011年2月の販促セールチラシは「前年踏襲型」のものでした。端境期の販促セールチラシの展開は2社とも定型化・定番化されたものが多いように思います。

パシオス 2011年2月のチラシ

010 パシオスの2011年2月の販促セールチラシ本数は4本で前年同月と同じ本数でした。

2.2-6/B4・緊急 冬物こんな価格になりました(前年同月にも2.3-7で同タイトルのセールチラシを打っています)。このタイトルのセールは定番・定型化されており、数年前から展開しているものです。

2.9-13/B4・ボトムコレクション+裏面-得だ値市(前年同月にも、2.17-21に同タイトルのセールチラシ→「パシオス・ボトムコレクション」をやっています)

011 「ボトムコレクション」も定番・定型化されているセールです。打ちこむ月日に多少のズレがありますが、大体、同じ月に打たれています。商品カテゴリー限定型のセールチラシですが、パシオスには、このタイプのセールを展開できる力を持っています。しかし、期待できる売上高は、案外、低いのではないかと思われます。商品部門限定セール、例えば、「寝具・インテリア大会」などに比べると、商品カテゴリー限定セールは掲載商品数のバラエティさが欠けますので、経験的には、よほどの商品力と強烈な低価格訴求をしないと売上を上げるのが難しいのではないかと思われます。

014

2.16-20/B4・春アイテム 今すぐGet!(前年同月の2.24-28にも、これと似たセール、「春 コレッ!!」を打ち込んでいます)

2.23-26/B4・「今日から着られる春アイテム+裏面-価値ある商品を大放出。安さには理由がある」。前年同月にも、2.17-21に「春物 早くもお買得!! 破格値市」の春物バーゲンセールを打っています。

015 2.23-27の「価値ある商品を大放出 安さには理由がある」のセールチラシですが、パシオスの表現上手、セールチラシづくりの巧者ぶりがよく分かるチラシです。顧客に「このセールは面白そう。お買得品がありそうだ。ちょっと店に行ってみようか」と思わせる力→集客力がありそうです。 

ファッションセンターしまむら 2011年2月のチラシ

002 ファッションセンターしまむら2011年2月のチラシ

2/2-6/B4・春旬 TREND-裏面・冬物値下(前年同月2.2-7/B4・春 旬の着こなし 裏面-冬物総力価格 値下げしました)

2/9-13/B4決算感謝セール(前年同月2.10-14/最終 決算感謝セール、2/13-14/B4・決算感謝セール レジにて40%off、前年は決算感謝セールを追いこみで2本打っています)

0042/16-20/B4・最新 春トレンドスタイル(前年同月2.18-20/B4・春のスタイル 決算感謝セール 裏面-入園・入学準備)

2.23-27/B4・トレンド&卒業・入学フェア 裏面-冬物最終値下)

2011年2月の販促セールチラシ本数は4本で、前年同月の5本より1本減。

各販促セールチラシの内容は、基本的に「前年踏襲型」。しかし、今年は冬物値下処分セールを下旬(2.23-26)まで打っている。前年同月、この期間は春物セール(2.24-28)を打っている。

006 ファッションセンターしまむらの販促セールチラシは地域・エリアによって異なることがあります。表面に打ち出すセールメインタイトルコピーは、基本的に全店共通・同じですが、裏面のセール内容が異なる場合がよくあります。とくに、端境期にそれが目立ちます。

008その一例が、ホームズ仙川店の 2.23-27「冬物最終値下!!」セールチラシです。この内容のセールチラシはホームズ仙川店と他3店だけの企画でした。冬物残品をこの4店に移動し、まとめてセール展開したのかもしれません。このようなやり方は、各地域、各ブロックでよくみられます。良く売れている店、販売力のある店に商品を集め、短期間で一挙に処分してしまうという「端境期の処分セール」のやり方」。多店舗展開しているチェーンストアでもよく使う手です。

2011年2月のチラシ

2_001 2011年2月のチラシ

ファッションセンターしまむら2011年2月の販促セールチラシ本数は4本(前年同月は5本でした)。チラシサイズ別本数は、B4サイズ・4本(前年同月はB4・5本)

パシオス、2011年2月の販促セールチラシ本数は4本(前年同月も4本)。チラシサイズ別本数はB4サイズ・4本で前年同月と同じ。

2_005あかのれん、2011年2月の販促セールチラシは4本で、前年同月と同じ本数でした。

サミットコルモ・衣料館コルモピアの2011年2月の販促セールチラシ本数は4本(前年同月は5本)でした。

2月のチラシ:2010年2月のチラシ

20122_002ファッションセンターしまむら、パシオス、サミットコルモ、あかのれん、4社の2010年2月における販促セールチラシ。

端境期の販促セールチラシ

「端境期の販促セールチラシづくり」の経験則的・成功鉄則をいくつか言えば、

①タイミング---セールチラシを打つ月日を良く考える。天候、気温の変化、競合店の出方、手持ち商品在庫内容などを十分、調査分析・予測した上で、端境期の販促セールチラシ企画内容を決める。20122_003

②刺激的で激しい表現---多少、強烈すぎるくらいの低価格訴求。タイトルコピー、レイアウト、カラー、売価などの表現を一目で分かるように。

③チラシ掲載商品・品目選定---真剣に詰める。手持ち在庫商品、売れ残り品ばかりの場合は、思い切った売価設定、驚くような割引価格でないと売れない。

④チラシ掲載商品の打ち出し場所・位置、陳列演出---特価平台か、他の商

20122_006

品と明確に区分けした売場づくりになっているか、POPカート゜、下げビラ等をきちんと貼付しているか。

⑤店の売場担当者にセールチラシの企画内容・売場展開の仕方等の説明と説得----チラシ掲載商品詳細、売価、商品投入数量、売上予測数量、セール後の売れ残り品の処理方法、セール中の日々売上高及び販売数量実績等の報告書、売場づくり・陳列演出の仕方などを事前にしっかり説明し、セール企画内容を熟知させる。

20122_008

⑥端境期の売場づくり---端境期で処分する「今」の季節商品と、次シーズンの商品を明確に区分けした売場づくり。端境期の販促セールの押さえどころは、

●前準備をしっかり、

●売場づくりをしっかり、

●売場担当者の「やる気、売る気」を盛り上げる、

●後始末を事前に考えて、

●セール結果の実績数値を必ず分析し、次のセール成功のための改善まとめ。20122_010

各社、共通してみられる傾向は、前年に売れたセールチラシ、当ったチラシは、今年もほとんど同じ表現のセールチラシを打つ。ヒットチラシは、3年間くらいは、ほとんど同じ形のものを繰り返し打ち込む店が多い。そうそうヒットチラシはつくれない。

20122_012各社の2010年2月のセールチラシと、前年・2009年2月のセールチラシを比較してみても、毎年毎年、ユニークで、新鮮な企画、ヒットチラシを打ち出すことはかなり難しいことが分かる。

20122_014 各社とも、端境期の販促セールチラシのマンネリ化自覚してはいるように見えるが、かといって、新鮮で、ハッと驚く、インパクトのあるセールチラシ企画も打ち出せず、やや行き詰りを感じているのではないかと思われ。ユニクロなど、元気のいい大型カジュアル衣料品店のセールチラシもしっかり研究し、売れるセールチラシづくりに取り組む。

2010年2月のチラシ 完