アパレル小売企業-2011年2月の既存店売上高前年比

注目しているアパレル小売企業の2011年2月の既存店売上高前年比

注目しているアパレル小売企業の2011年2月の既存店売上高前年比は以下の通り。

           注①カッコ( )の数字は前年同月・2010年2月の前年比実績

                   2011/2   

①ユニクロ(国内・単体)------95.0%(101.8%)

②株式会社しまむら(単体)--103.1%(98.3%)

③株式会社良品計画(直営)-102.7%(96.0%)

④西松屋チェーン-----------95.7%(94.9%)

⑤(株)ユナイテッドアローズ-107.0%(92.6%)

⑥(株)ライトオン----------103.4%(84.0%)

⑦株式会社ポイント---------98.1%(101.7%)

⑧(株)ハニーズ------------92.3%(99.3%)

(株)ハニーズの既存店売上高前年比は、2010年10月~2011年2月の5ヶ月間にわたって「前年割れ」が続いています。前年の同期間も既存店売上高は「前年割れ」でした。今年も、苦戦しているようです。

西松屋チェーンの既存店売上高前年比が、2010年10月~2011年2月の5ヶ月間で、前年を超えた月は2010年11月の101.8%、1ヶ月だけ。あとの4ヶ月の既存店売上高はすべて「前年割れ」でした。少子化、子供人口の減少→対象マーケットの縮小がとまらず苦戦を余儀なくされています。既存店売上高の「前年割れ」から脱出するのはとても難しい状況下にあり、「前年割れ」の基調が固定化してしまいそうな気配です。

(株)ユナイテッドアローズの既存店売上高前年比は、2010年10月~2011年2月の5ヶ月間、全て「前年比100超」でした。前年の同期間の既存店売上高前年比は、5ヶ月間、全て「前年割れ」であったことも背景にあるとは思いますが、今年は、頑張っています。

衣料品商売は、季節の変化、天候の変化、気温の変化に大きな影響を受けますが、3月に入って、安定した「春らしい気候」になれば、既存店売上高前年比も回復し「前年100%超」となると思うのですが、はたして、今年の春~初夏はどんな気候になるのか気になります。

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アパレル小売企業-2011年1月の既存店売上高前年比

マークしているアパレル小売企業各社の2011年1月の既存店売上高前年比実績

  企業名          既存店売上前年比

①ユニクロ(国内・単体)----110.7%

②しまむら---------------102.5%

③良品計画---------------93.0%

④西松屋チェーン----------93.6%

⑤ユナイテッドアローズ----106.2%

⑥ライトオン--------------96.5%

⑦ポイント----------------98.4%

⑧ハニーズ---------------92.8%

⑨タカキュー--------------99.5%

2011年1月の既存店月別売上高前年比では、ユニクロ(国内・単体)が110.7%と大きく伸ばしているのが目立ちます。2010年11月の既存店売上高前年比85.5%、12月84.5%と「大幅な前年割れ」が続きましたので、株式市場は失望感から「渋い」評価をしていましたが、今月、2011年1月は一転して「好評価」となっています。

相変わらず「堅調」なのがユナイテッドアローズです。既存店月別売上高前年比は、2010年10月107.3%、11月105.0%、12月107.4%、2011年1月106.2%と、4ヶ月連続「前年比100%超」です。しかし、前年の数字が90%前後と苦戦していた月もありますので、今年は伸びて当たり前という見方もできます。とはいえ、頑張っているなという気がします。

しまむらの既存店月別売上高前年比は、2010年10月94.0%、11月103.2%、12月93.7%、2011年1月102.5%と、「前年割れ」と「前年比100%超」を1ヶ月おきで繰り返していますが、1100を超える店舗数を考えますと、私的には、どちらかと言えば、「堅調組」と考えていいのではないかと思います。

東北と日本海側では大雪、九州では鳥インフルエンザ、新燃岳の大噴火など、そのエリアにある小売店は苦戦をしているものと思われます。マークしているアパレル小売企業各社のうちの何社が、春物商戦が本格化する2月の既存店月別売上高前年比を「前年100%超」とすることができるでしょうか。小売業界では、2011年1月の百貨店の売上高が「わずかな数字だが前年比100%超」を確保したので、先行きに「やや明るい兆しが見える」と希望的観測をしています。はたして、2月の数字はどんな結果になるのでしょう、大いに興味のあるところです。

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アパレル小売企業-2010年12月の既存店売上高前年比

注目しているアパレル小売企業各社の2010年12月の既存店売上高前年比

              2010/12月 注:( )は前年同月前年比  

ファーストリテイリング(国内ユニクロ)----84.5%(前年同月111.5%)

ファッションセンターしまむら(単体)--93.7%(102.6%)

株式会社良品計画---------------96.2%(97.7%)

青山商事(スーツ事業部)----------95.3%(96.6%)

西松屋チェーン---------------------86.9%(98.2%)

ゼビオ-------------------------106.3%(95.8%)

ユナイテッドアローズ-------------107.4%(90.4%)

ライトオン-----------------------84.4%(96.0%)

ポイント-------------------------98.5%(103.5%)

ハニーズ------------------------97.4%(90.5%)

タカキュー-----------------------97.1%(97.7%)

12月の既存店売上高前年比も「前年割れ」のところが多く、年間を通してみても、この傾向(月別売上高の前年割れ)は基本的に変わっていません。年間出店数が少ないところは、既存店売上高前年比の「前年割れ」が長期間続き、企業経営の大問題になっているようです。

国内ユニクロ(ファーストリテイリング)、西松屋チェーン、ライトオン、この3社の2010年12月の既存店売上高前年比は80%台で、かなり厳しい数字になっています。2011年1月以降は、この流れ(既存店売上高の前年割れ)をストップすることができるでしょうか。はたして、どうなるか、その動向を大いに注目しています。

西松屋チェーンの月別既存店売上高前年比は、10月・95.6%、11月・101.8%で、かなり回復基調の気配が見えていましたが、12月は86.9%と、一転、「大幅・前年割れ」でした。少子化、新生児出産数の減少などで子供・ベビーマーケットの縮小が続いており、そのため、多くの店の子供・ベビー部門は、売上の伸び悩み、既存店売上高前年比の「前年割れ」からなかなか脱出することができません。子供・ベビー衣料品小売業界の業界通に聞いた話では、ファッションセンターしまむらの子供・ベビー部門の数字も「相当、厳しく、大苦戦している」とのことです。子供・ベビー量販衣料品店では有力店と見られている西松屋チェーン、ファッションセンターしまむら(子供・ベビー部門)、この2社の12月の既存店売上高前年比実績を考えますと、この業界の12月は「全滅状態」にあることも考えられます。

ゼビオ、ユナイテッドアローズの12月の既存店売上高前年比は「前年100%超」の実績でしたが、これは、前年同月の数字が悪かったことがその背景にあるものと思われます。

いずれにしても、量販衣料品店業界における「売上不振、売上伸び悩み」は、マーケットの縮小という、先の見えない、改善不能ともいえる構造的な問題を抱えていますから、そう簡単に月別既存店売上高前年比を上昇させることはできないだろうと思われます。今後も、「強者生存、弱者整理淘汰」の嵐の中での戦いを、否応なく強いられるものと思われます。

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アパレル小売企業-2010年11月の既存店月別売上高前年比

動向を注目しているアパレル小売企業(上場)各社の、2010年11月の既存店月別売上高前年比実績は以下のとおり。

  企 業 名            2010/11 ( )は前年同月

ユニクロ(国内・単体)--------85.5%--(107.9%)

しまむら(単体)------------103.2%--(94.5%)

良品計画------------------95.9%--(89.8%)

青山商事(スーツ事業)-------94.5%--(88.1%)

AOKI(ファッション事業)-----101.9%--(89.4%)

西松屋チェーン------------101.8%--(87.9%)

ゼビオ---------------------99.3%--(85.5%)

ユナイテッドアローズ(小売)--105.0%--(98.6%)

ライトオン------------------97.6%--(76.3%)

ポイント--------------------95.3%--(92.1%)

ハニーズ-------------------95.7%--(77.9%)

タカキュー------------------90.0%--(85.3%)

(株)ファーストリテイリング・グループの「ユニクロ(国内・単体)」が前年比85.5%と、かなりの「前年割れ」。株式市場では、この「既存店・月別売上高前年割れ」の数字を見て値を下げました。11月は冬場の入り口ですが「暖冬」を思わせる暖かさで、切り札の新機能素材ヒートテックをはじめ、他の防寒冬物衣料も売行き不振だったということかもしれません。ともかく、11月は「ユニクロ(国内・単体)」の既存店・月別売上高前年比「大幅な前年割れ」が目立った月でした。

11月の既存店売上高が「前年比100%超」だったのは、ファッションセンターしまむら(単体)、AOKI(ファッション事業)、西松屋チェーン、ユナイテッドアローズの4社ですが、それら各社の前年同月(2009年11月)の既存店・月別売上高前年比の実績をみると全て「前年割れ」の実績です。したがって、「前年比100%超」するのが当然とする見方もあります。

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アパレル小売企業(上場)の実力  (8)既存店月別売上高前年比

■アパレル小売企業の実力■

****  (8)既存店月別売上高前年比  ****

動向を注目しているアパレル小売企業(上場)15社の2010年10月度の「既存店・月別売上高前年比」は以下のとおり。

2010年10月度 既存店月別売上高前年比実績

アパレル小売企業名   2010年10月  09年10月

ユニクロ(国内)---------98.9%-----135.7%

しまむら(単体)---------94.0%------99.1%

株式会社良品計画-----101.8%-----94.9%

青山商事(スーツ事業)--106.3%-----95.6%

AOKI(ファッション事業)-112.3-------95.8%

西松屋チェーン----------95.6%-----87.8%

ゼビオ----------------113.0%-----94.5%

ユナイテッドアローズ(小売既存店)107.3%---96.5%

(株)ライトオン-----------85.9%-----81.2%

株式会社ポイント---------99.4%-----93.8%

(株)ハニーズ------------99.5%-----85.7%

(株)タカキュー----------107.5%-----92.5%

(株)パル、はるやま商事、藤久(株)のデータは不明

一般的傾向として、前年同月の既存店月別売上高前年比実績が100%超の企業の本年同月・既存店月別売上高は「前年割れ」が多く見られます。上記、2010年10月の既存店月別売上高前年比実績と前年同月(2009年10月)の実績数字を比較すれば、この傾向がはっきり見えてくると思います。

例えば、(株)ファーストリテイリングの核事業体、「ユニクロ(国内)」の2010年10月の既存店売上高前年比は98.9%と「前年割れ」でしたが、それは、前年同月(2009年10月)の既存店売上高前年比が135.7%と極めて高かったからです。(もちろん、それだけが「前年割れ」の唯一の理由だとは断言できませんが、最大の要因であることは言えると思います)。

ユニクロ(国内)は、2009年10月、新機能素材のインナーウェア「ヒートテック」が爆発的に売れたわけですが、それが、10月度の既存店売上高前年比を大きく引っ張り上げたという背景があります。それも、2009年10下の既存店売上高前年比は135.7%という極めて高い伸び(前年比)でしたから、本年同月、2010年10月の既存店売上高前年比が「前年割れ」だったのも、やむを得ないというのもなんですが、納得できます。

これと同じような傾向が、2009年10月の既存店月別売上高実績が「前年割れ」だった店の、本年同月(2010年10月)の既存店月別売上高実績「前年比100%超」という数字にも見られます。ここ数年の消費動向を考えますと、既存店月別売上高前年比が「2年続けて前年比100%超」を達成しているアパレル小売企業は極めて少ないものと思われます。

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