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既存店月次売上高前年比は伸びているか?

既存店売上高前年比は小売企業の実力を示す重要指標

001_2既存店の売上高が伸びているかどうかは、その店・小売企業の実力、営業力を評価する重要指標の一つです。以下に、優良小売企業と高く評価されている3社、①株式会社ファッションセンターしまむら、②株式会社良品計画、③株式会社ニトリの数年間における既存店月次売上高前年比(伸び率)を見てみました。

データは、ファッションセンターしまむらの「売上速報-各年度別月次売上速報」、良品計画の「各年度別売上概況」、ニトリの「年度別月次国内売上高前年比推移」からとっています。

008(図-1)は、ファッションセンターしまむらの、2011年2期~2016年2月期における既存店の月別売上高前年比の推移グラフです。(2011年2月期から2014年2月期は棒グラフでそして、2015年2月期と2016年2月期は折れ線グラフ)

これを見ると、ファッションセンターしまむらは、2015年2月期(青・折れ線グラフ)は「前年割れの月数は3」、そして2016年2月期(赤・折れ線グラフ)の「前年割れ月数は6」となっていまいますから、2015年2月期と2016年2月期を比較すると、2016年2月期のほうが苦戦したことが分かります。

009(図-1)は、この(表-1)の数字をもとに作成しています。それぞれ年度別に、「前年割れの月は黄色」、前年超の月枠は白色にしてあります。

ファッションセンターしまむらの、年度別の期末店舗数は、2016年2月期-1365店舗、2015年2月期-1345店舗、2014年2月期-1321店舗、2013年2月期-1299店舗、2012年2月期-1274店舗、2011年2月期-1237店舗、となっていますが、店舗数が1000店舗を超えてくると、店舗月次売上高前年比を伸ばす(前年超とする)ことは決して容易なことではないことが見てとれます。

013(図-2)は、2015年3月から2017年2月の期間における、良品計画の直営既存店及びニトリの国内店舗月次売上高前年比の推移グラフです。これを見ると、2社の店舗数はファッションセンターしまむらに比べ数が少ないとはいえ、良品計画、ニトリ、ともに、実力のある優秀な小売企業であることが分かります。

ファッションセンターしまむら、良品計画、ニトリ、3社の既存店月次売上高前年比の推移を注意深く「継続ウオッチ」していく必要があると思われます。

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