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複合型大規模商業施設「イオンモール」の動向を見る

イオンモールの動向

「イオンモール」は、国内最大の流通小売企業・イオングループの中核企業としてデベロッパー事業を担当し、ショッピングセンター開発・運営しているイオンモール株式会社が展開している複合型大規模商業施設です。その最近の動向を調べ、概要を以下にまとめメモ。

■国内におけるイオンモールのエリア別展開数

001(表-1)は、「AEON MALL-モール一覧」をもとに作成した、国内都道府県別のイオンモール展開数(2015年1月時点)。これを見ると以下のことが分かります。

①2015年1月の時点の日本国内におけるイオンモール数は150。

②都道府県別のイオンモール展開数の上位5は、愛知県13、埼玉県12、千葉県12、大阪府11、兵庫県9。大都市及び大都市圏での展開数が多いことが分かります。

■イオンモールの大規模化が進む

011(図-1)は、先述した「AEON MALL-モール一覧」に掲載されている都道府県別、「個別イオンモールの総賃貸面積(㎡)と駐車場収容台数」をもとに作成したグラフです。これを見ると次のことが言えます。

イオンモールは、大きくグルーピングすると、 (D)総賃貸面積が約80000㎡以上で、駐車場収容台数が4000台以上、(C)総賃貸面積約60000㎡~70000㎡、駐車場収容台数3000台~4000台、(B)総賃貸面積約40000㎡~50000㎡、駐車場収容台数約2000台~3000台、(A)総賃貸面積約25000㎡~35000㎡、駐車場収容台数2000台以下、この4つ。そして、イオンモールの大規模化が見受けられ、これから先も、(D)グループの規模の大規模モールが展開されていくような気がします。

■総賃貸面積規模でみたイオンモール・ランキング

(表-2)は、イオングループが発表している「AEON MALL-モール一覧」、「AEON NEWS RELEASE」、「イオンモール オープン情報」等をもとに作成した、「イオンモール・総賃貸規模・ベスト10ランキング」です。これを見ると次のことが言えます。

008総賃貸面積規模の広さでランキングすると、第1位・イオンモール幕張新都心、第2位・モゾ・ワンダーシティ、第3位・レイクタウンとなります。3モールの総賃貸面積は10万㎡以上。(詳細は、表-2 参照)

上位10モールにおける、モールの対象商圏エリア、対象商圏人口(人口数・世帯数)設定をみると、広域商圏設定(関東圏全域とか、○○県全域等)、大商圏設定(対象商圏人口を、130万人とか、192万人、330万人などとしている)とされており、デベロッパー「イオンモール」の開発力、モール構築力、テナントを集める力等、国内最大の流通小売企業の力の凄さを見せつけらる思いがします。イオンモールと競争している、セブン&アイ・クループ、ユニーグループ等のショッピングセンター・モール開発力も相当なものですが、今後、その3者の戦いはますます熾烈なものになりそうです。

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