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「株式会社ジーユー」に関するメモ

001注目すべき急速成長とその戦略

株式会社ジーユーは、ジーユーブランドのカジュアル衣料品及び装飾品の企画、製造及び販売するる衣料品専門店チェーン。株式会社ファーストリテイリングが100%株を保有。

2014年10月9日に、ファーストリテイリングが発表した「2014年8月期決算サマリー」によれば、株式会社ジーユーの売上高は約1075億円(前年比128.4%)、営業利益約68億円(前年比110.8%)。また、今後の目標は、売上高3000億円、営業利益300億円としている。

(表-1)に、その急速成長ぶりをまとめてありますが、2007年2月末~2014年8月期まで、この約9年間で、店舗数は25店舗→275店舗へ、売上高は約1075億円へと、注目すべき急速成長を遂げています。

展開店舗エリアは「エリア別店舗数(2014年9月8日時点)」にまとめてありますが、東京都21店舗、神奈川県21店舗、愛知県19店舗、千葉県17店舗、埼玉県16店舗、大阪府15店舗と、大都市圏、人口規模の大きいエリア・都市・県を重点に店舗展開しています。

006(図-1)は、株式会社ジーユーの、2014年3月~2014年6月の間に出した店舗の「新店出店・年月、売場坪数」をグラフ化したものですが、これを見ると、大型店舗が約400坪、レギュラー店舗の標準店舗規模は200坪~250坪であることが見て取れます。

衣料品専門店チェーンでは、①ユニクロ、②ファッションセンターしまむら、③ポイント、④ハニーズ、⑤ジーユー等が注目されていますが、なかでもここ数年間における株式会社ジーユーの急速成長ぶりはめざましく今後の展開がどうなるか大いに関心のあめところです。

イオンリテール、イトーヨーカ堂、ユニー、平和堂等、大手GMSの衣料部門は全く元気がありませんが、先にあげた①~⑤の衣料品専門店チェーンは、まだまだ成長路線を走り続けるような気がします。小売業界では「衣料品不振・衰退論」が定説になってしまった感がありますが、業態別に見ていくと、また別の見方ができるかもしれません。

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