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商品経営に関する経験則MEMO-⑤

商品経営に関する経験則⑤

衣料スーパーストア(量販総合衣料品店)の、

■在庫鮮度の簡易チェック法

(1) 先行き手持ち在庫日数のチェック 

    今の手持ち在庫高(在庫金額、在庫数量)は、今月・本日までの平均日販で計算

    すると、先行き何日分の在庫(金額ベース・数量ベース)を持っていることになるか。

    手持ち在庫日数=本日末・売価在庫高÷今月・本日まで平均日販

      ※手持ち在庫日数は、(a)金額ベース、(b)数量ベースの二つを出す。

    ●経験則による「先行き手持ち在庫日数」の評価判断の目安

      ①とても良い→手持ち在庫日数が25日以内(高速回転)

      ②良   い→26日~30日以内(在庫鮮度は比較的良い)

      ③ふつう  →31日~45日(在庫の一部、在庫鮮度悪化)

      ④悪  い →46日~55日(売行き不振品多数)

      ⑤かなり悪い→56日以上(大幅値下げ避けられず)

(2) 日々・売価在庫高 対 日々・売上高比率

    本日の期首売価在庫高(金額ベース・数量ベース)に対して本日の売上高実績は

    何%かをチェックする。(※商品小分類別ベースで)  

     計算式→本日売上高÷本日期首在庫高×100

      (例)  婦人長袖無地Tシャツ

           本日期首売価在庫高 500万円

           本日売上高 15万円

            15万円÷500万円×100=3%

            ※すなわち、本日期首売価在庫高の3%が売れた。

     ●経験則による日々・売価在庫高対日々売上高の評価判断の目安

       ①3.5%以上→とても良い

                →ただし、販売チャンスロスに注意。

                →欠品の素早い補充

       ②3%     →基準数値

       ③2.5%以下→在庫鮮度悪化

                →品揃え、大いに問題あり

                →即刻、実地棚卸し

                →商品入れ替え、商品値下げ処分・処理必要

                →商品店間移動(売れている店に商品移動)

                →在庫削減縮小、売場縮小

 

 

 

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商品経営に関する経験則MEMO-④

商品経営に関する経験則④

■量販衣料品の商品経営

(1) 良い循環」→商品在庫鮮度が「良い」

  ●適正在庫

  ●適正仕入

  ●速い商品回転日数(30日~40日)

  ●低い値下率(売上比7%以下)

  ●安定した粗利益率(32%~35%)

(2) 「悪い循環」→商品在庫鮮度が「悪い」

  ●過剰在庫

  ●過剰仕入

  ●遅い商品回転日数(60日以上)

  ●高い値入率(売価設定が高くなる)

  ●高い値下率(15%~20%)

 

 

   「良い環境」と「悪い環境」の分かれ目は、「在庫計画」と「在庫コントロール」にある。

  「良い環境」にするためには、

     バイヤー、在庫コントローラー、スーパーバイザー、ディストリビューター

     店長、売場マネージャーが、「ひとつの意志のもと、無駄な在庫を排除し、

     商品回転日数を上げるために、全面的に協力すること、協働すること」

  ■ バイヤーの担当商品の商品経営力、在庫コントロール力、仕入力を、より

     強化するための教育を定期的に行う。

  ■ 適正在庫、適正仕入ができないバイヤーは入れ替えをはかる。

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商品経営に関する経験則MEMO-③

商品経営に関する経験則MEMO-③

■商品回転日数重視

(1)衣料スーパーストア(量販総合衣料品店)の場合、

 ●第一段階目標基準値は年間商品回転率(数)8回

 ●平均商品回転日数なら45日(30日~45日)

(2)取り組むべきこと

  ●無駄な在庫の排除

  ●無駄な仕入の排除

  ●値入率・高の低減努力

  ●商品回転日数アップ

(3)ルール

  ●「4つの過ち」何度もを繰り返し行うバイヤーは退場させる

  「4つの過ち」

  ①仕入過剰(仕入過ぎ、買い過ぎ)

  ②在庫過剰(在庫持ちすぎ、慢性在庫過剰)

  ③値下率・高が大(在庫コントロールの失敗を繰り返す)

  ④遅い商品回転日数

(4)在庫鮮度と品揃え鮮度を常に厳しくチェック

  ●滞店日数の長い商品、古い商品が無い

  ●新しい商品、新鮮な商品、新しいファッショントレンド商品が沢山ある

(5)目標は「高速回転、高い交差比率の商品経営」

  ●衣料スーパーストアの場合なら、

    年間商品回転率(数)→9回~11回

    粗利益率(%)→32%~35%

  ●粗利益率は高いが、値下ロス率も高く、なおかつ、年間商品回転率遅いのはダメ

    例えば、粗利益率38%、値下率19%、年間商品回転数5回以下はダメ

 

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商品経営に関する経験則MEMO-②

商品経営に関する経験則②

商品生産性の高い小売店に共通していること

(1)営業数値実績検討会議

  ●定期的に、継続して行っている

  ●合理的に、また、妥協せずに検討・チェック

  ●情緒的でなく、数値と事実で。

(2)商品動向データ管理システが完備

  ●日々別・商品品種品目別・価格ライン別・商品属性別

    売れ数、在庫数、仕入数等を瞬時に把握できる。

  ●何が売れていないか、何が売れているのか、日々別・詳細データ分析

(3)強力でタフなリーダーの存在

  ●商品(統括)部長→経験豊富、優れた実績、計数管理能力

  ●客観的分析力・状況判断力とリーダーシップ及び管理・指揮能力

(4)数値で考える能力を個々人が持つ

  ●数値意識

  ●計数管理能力

  ●徹底した実践的計数管理教育

  ●個々人の真摯な勉強・研究努力

(5)明確な数値責任制度と明確な成果報酬制度

  ●信賞とペナルティ

  ●給与・昇給

  ●人事(昇格・降格)

 

 

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商品経営に関する経験則MEMO-①

商品経営に関する経験則-①

■ 商品生産性の高さに大いに影響するもの

(1)店  舗 立 地

  ●一にも、二にも、三にも立地!

  ●立地の良さは、商品力、品揃え力の弱さもカバーする。商品生産性も高くする。

(2)競 争 状 況

  ●競争店、競合店の有無、その数と強弱の度合い

  ●自店の競争力が強ければ、競争の度合いが低い場合、商品生産性は高くなる。

  ●自店の競争力が弱ければ、競争の度合いが高い場合、商品生産性は低くなる。

(3)フ ロ ア 立 地

  ●売場が、どのフロア(何階)にあるかで商品生産性は変わるる

  ●売場が、そのフロアのどの場所にあるかで商品生産性は変わる。

(4)売 場 設 定

  ●主通路設定で商品生産性は変わる。

  ●売場ゾーニング、売場レイアウト、陳列什器形態とその配置で商品生産性は変わる。

(5)商品仕入担当者の能力

  ●仕入センス、品揃えセンス

  ●経験力と知識力と計数把握力

  ●商品選択眼(商品チョイス眼力)

(6)仕入先構成と商品調達の形

  ●独創的な商品企画力を持った協力度の高い有力ベンダーでの構成

  ●SPA(製造小売業)型の商品調達方式

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