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2008年10月11日 (土)

業界動向:ディリーファッションストアしまむらvsベイシアスーパーセンター衣料部門の競争

■ファッションセンターしまむら旭ヶ丘店はベイシアスーパーセンターひだかモールから約200mの至近距離に出店

ディリーファッションストアしまむら旭ヶ丘店(埼玉県日高市大字旭ヶ丘692-1)は、2007年4月27日にオープンした「ベイシアスーパーセンターひだかモール店」から約200mという至近距離に出店しました。ディリーファッションストアしまむら対スーパーセンター衣料部門の戦いが大いに注目されます。

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■ベイシアスーパーセンターひだかモール店は、①開店日-2006年4月27日、②所在地-埼玉県日高市大字森戸新田字藤久保88-5、③売場面積11690㎡≒3536坪、④駐車場-1471台、の大型SCです。この店のベイシア直営衣料売場の規模は約650坪ですが、さらに、寝具・インテリア(ベイシアでは住関連部門に入る)と、スポーツウェア(衣料品)の取扱ウエイトが高いスポーツ用品売場も衣料部門に加えれば、約900坪という広さになります。この広さは、しまむら旭ヶ丘店の約2.6倍になります。さらに、ベイシアスーパーセンターひだかモールには、食品スーパーマーケット、住関連売場、衣料品売場、テナント専門店、飲食店で構成された複合型大型商業施設(SC)ですから、しまむら旭ヶ丘店の何倍もの商業集積力と集客力を持っています。これを知っての上での「しまむら旭ヶ丘店」の出店ですから、しまむらは「ベイシアスーパーセンターの衣料部門との競争を恐れていない」ものと思われます。ベイシアスーパーセンターにくっついて、そこに集まってくるお客の「おすそ分けを貰う」という「小判鮫商法」ではなく、もっと攻撃的で、ベイシアの客を奪う、奪い取る自信があるという出店ではないかと考えられます。ですから、ベイシア衣料部門が、しまむらの店の売場面積規模が小さいからと、あまく見て、油断すれば、間違いなく「足元をすくわれる」ことになるでしょう。

002 ■ベイシアスーパーセンターひだかモール店から歩いて約3分の至近距離に出た「しまむら旭ヶ丘店の外観。しまむらの標準店舗パターン。年商は不明ですが、埼玉県における「ファッションセンターしまむらの平均年間坪当り売上高は約112万円、1店平均年商は約3億5000万円ですから、この店も、少なくとも年商約3億円は売上げるものと考えられます。(H20/2期期末・埼玉県のしまむら店舗数は89店、H20/8月末で90店舗)。ベイシアスーパーセンターから200mの至近距離にあってもです。両社、ともに、商品政策は「高品質&低価格政策」をうたっています。しかし、商品別に展開価格帯を調査比較してみますと、ベイシアスーパーセンターの衣料部門は、確かに、しまむらに負けない超目玉低価格品もあるにはありますが、全体を見れば「ミニGMS型」のプライスポジショニング、商品ポジショニングであると位置づけられます。したがって、衣料品では「しまむらの方が安くて高品質、そして、ファッション性も高い品揃え」であると言ってもいいのではないかと思われます。

001 ■ベイシアスーパーセンターひだかモール店の外観。ベイシアスーパーセンターの標準店舗パターン。店舗建物の大きさを比較して見れば、しまむら旭ヶ丘店が、いかにも小さく見えます。素人目で考えれば、はたして、こんな大規模店と至近距離で戦って勝てるのだろうか、はたまた、生きていけるのだろうかと心配になることでしょう。しかし、おそらく、しまむらは、ベイシアの衣料部門と同じ土俵での競争にはならない、真の競争相手ではないと考えているものと思います。GMS型や、ミニGMS型とは大いに異なるステージにいると考えているはずです。サンキ、パシオス、サミットコルモなどとの競争こそ、真のディリーファッションストア同士の戦いだと言えるからです。

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■赤線枠で囲ったところが衣料品売場、そして、衣料品関連売場(寝具・インテリア売場)です。また、スポーツウェア・衣料品の構成が高い、図面左側下のスポーツ用品売場(青色)を加えると、先述のとおり、約900坪という広さになります。衣料品売場は、他社のスーパーセンターと同様、センターゾーンに設定されています。お勘定場のまん前という好立地での展開です。はたして、この好立地で、ベイシアスーパーセンターの衣料部門は、年間坪当り売上高100万円超の売場坪効率をあげているでしょうか。それとも、厳しい見方になりますが、80万円以下の年間坪当り売上高でしょうか。それを知る手立てもありませんが、一体、いくら売上げているのか大いに興味を惹かれるところです。

約200mという至近距離で競争している「ファッションセンターしまむら旭ヶ丘店」と「ベイシアスーパーセンターひだかモール店・衣料部門」を見て感じたこと 完

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