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2007年11月26日 (月)

業界動向:「九州地区」

九州地区8県における小型量販衣料品店

九州地区8県(沖縄県を含む8県)において、店舗数50店以上、年商150億円以上規模の地元小型量販衣料品店チェーンは、今のところ、1社も見当たりません。一方、ファッションセンターしまむら(単体)は、2007年2月期末の時点で、店舗数111店、年商約351億3900万円の規模です。九州地区には、GMSの大型店舗の衣料部門、地元食品スーパーチェーンの直営衣料部門なとがありますが、それらの商品ポジショニングは、GMS、または、「GMSもどき」で、ディリーファッション(ふだん着・日常着)に焦点を絞り込んでいるわけではありません。

したがって、ファッションセンターしまむらの競争相手は「いないに等しい状況」であると言ってもいいと思います。ファッションセンターしまむらの経営トップの方が、かつてよく言っていた言葉、「われわれの狙ったマーケットは真空マーケットであった。誰も手を付けていない、競争相手の極めて少ないマーケットでもあった」、これと全く同じ状況にあると考えられるのが「今の九州地区8県」ではないかと思います。ですから、「ファッションセンターしまむらの独走状態、一人勝ち」という状況になっています。

1126_002■図は九州地区8県における「ファッションセンターしまむら(単体)」の県別売上高グラフです(2007/2)

なかでも、福岡県では約84億2800万円、そして、熊本県で、約61億8800万円というとても大きな年商規模になってます。

1126_004■しかし、県別マーケットにおける「ファッションセンターしまむら」の売上シェアを見ると、佐賀県の8.84%が最高で、その他はそれより低い売上シェアの数値になっています。しまむらは、まず、「県別売上シェア10%の奪取」を第一目標としていると考えられますが、これから先も、まだまだ、多くの店を出店し、そして、さらなる売上拡大をはかるものと思われます。

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■また、九州地区8県における「ファッションセンターしまむら」の県別平均年間売場坪当り売上高を見ますと、しまむら全店計平均107万円以上を確保しているのは、長崎県だけです。売場効率という面を見ると、九州地区8県における、しまむらのそれは、決して高くない、むしろ、低い坪効率であると言えます。

以上が、九州地区8県における「ファッションセンターしまむら」の現況です。いずれにしても、しまむらにとって九州地区8県は、「これといった強い競争相手がいないマーケット」ですので、「良く売る店」、それも、年商5億円以上売る店が相当数あるのではないかと思って詳しく調べてみましたところ、以下の店が、年商推計5億円以上であることが分かりました。

佐賀県の、三日月店・売場坪数303坪(小城郡)、長崎県の、森山店・375坪(北高来郡)、日野店・365坪(佐世保市)、熊本県の、長嶺店・290坪(熊本市)、八代店・288坪(八代市)、鹿児島県の、国分店・291坪、鹿屋店・262坪、川内店・295坪、この8店舗です。

九州地区8県における小型量販衣料品店チェーンの現況はどうなっているのだろうと思っていろいろ調べて見た結果、「ファッションセンターしまむらの独走態勢・一人勝ち」であることがはっきり見えてきました。これに対抗する競争相手は今のところ見当たりませんから、「しまむらの独走・一人勝ち」が長く続くように思われます。この状況を、地元の小型量販衣料品店は、どう見ているのでしょう・・・・・。とても興味があります。 完

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